翻訳サービスの歴史とは

私たちが身近に使用できる翻訳サービスと言えば無料の「機械翻訳サービス」をイメージされる方が多いのではないでしょうか。

特に近年はその技術の発展が目覚ましく想像以上の使用感に驚いたことがある方も多いことでしょう。そんな自動翻訳サービスの技術開発の歴史は、1950年代にまでさかのぼることができます。この当時アメリカの国家予算を投じた研究が開始されたことでその開発が本格化しました。この背景には、ソ連に人工衛星の打ち上げで先を越されたアメリカが「スプートニク・ショック」のためのロシア語の情報収集があったと言われています。

しかしその後の1960から70年代は否定的なレポートのあおりを受け、自動翻訳にとって不遇な時代が続きます。そのような状況の中でも細々と開発を続けてきた企業の成果が実り、1984年世界で初めて日英翻訳ソフトの製品化が発表されました。この出来事は日本でも新聞の一面トップに取り上げられるなど世間の大きな注目を集めました。

なお、この当時を境に「自動翻訳」という名称は自動的に人間と同程度のレベルの翻訳が可能という誤解を招くという指摘を受け「機械翻訳」と呼ばれることが多くなったと言われています。そしてインターネットの普及に伴い翻訳ソフトが一気に低価格化し、更に2000年代以降は無料機械翻訳サービスの提供が開始され購入するものではなく誰でも好きな時に好きな場所で機械翻訳を使える時代となりました。その需要は今なお高まっているため、今後ますますその技術は磨かれていくことでしょう。

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